THE NORTH FACE Climb Light Jacket
あらゆる悪天候を景色に変える、最強のプロシェル

Technical Specs
Weight270g
MaterialGORE-TEX Pro Shell (3-layer)
01 / Overview
概要旅先で不意の雨に降られるのは、本当に気が滅入る。ナイロンのウィンドブレーカーは叩きつけるような雨にすぐ浸水するし、安価な合羽は蒸れて不快この上ない。長い旅で各地を巡るなら、何が起きてもこの下だけは濡れない——そんな絶対的な安心感が欲しかった。
選んだのは、当時の最上位素材であるゴアテックス・プロシェルを搭載したクライムライトジャケット。今のモデルにあるしなやかさは微塵もないが、そのぶん叩きつける雨にも岩場の擦れにも一切怯まずに済む。ゴアプロの盾を一枚、身体に纏う感覚だ。
冬のニセコの強風でも、屋久島の風雨でも変わらない。生地が硬いから風圧に負けない。ウェアの内側に静かな空間が生まれる。少しゴワつくのは愛嬌で、裏を返せば鞄の底に雑に押し込んでもシワにならず、いつでも頼もしい姿で現れてくれる。
02 / Story
個人的な思い出これ一着で, 雨から逃げるのをやめる
昔のクライムライトは、今のものと比べて明らかに生地が厚く、頼もしさが違った。最近のモデルは軽量化が進んで着心地は良いけれど、この十年ものが醸すロバスト感が好きだ。少し硬くて不便なところも含めて、自分にとって最強の保険だと思っている。シーリングテープも剥離しないまま、きれいな状態を保っている。大したやつだ。

03 / Gear Insights
装備の考察と戦略世界一周への装備
ハードシェルは旅の最重要ギアだと考えている。防寒着と組み合わせれば、対応可能な温度帯が一気に広がる。道具のメンテナンスが難しい異国の地では、このプロシェルの堅牢さが何ものにも代えがたい安心感をもたらしてくれるはずだ。
悪い点
まず、動くたびのカサカサ音がかなり大きい。静かな場所では多少気を遣うレベルだ。現行の柔らかいモデルに慣れていると、この硬さは修行に近く感じるかもしれない。肌触りも決して良いとは言えない。
10年後も使うか
使う。この生地が破れるような状況なら、おそらく自分の身体も無事では済まないだろう。それくらい信頼している。