Uniqlo Ultra Light Down
日本の看板、そして最後の砦。

Technical Specs
Weight235g
MaterialDown / Nylon shell
PackabilityIncludes compact pouch
01 / Overview
概要高性能なアウトドアウェアは確かに行動中は快適だが、ふと足を止めた瞬間、アラフォーの身体には冷えが堪えることがある。それに、高価なウェアばかりだと、焚き火の火の粉や泥汚れが気になって旅を心から楽しめないこともある。そんな時、結局いちばん頼りになるのがユニクロだ。
ウルトラライトダウンの良さは、圧倒的な普通さにある。壊れても汚しても、世界のどこかで代わりが手に入る。ダウンならではの、空気を抱き込んでふわりと身体を包む感覚は、やはり化繊には真似できない優しさがある。
寒い空港のロビーや、夜行バスでの移動中。動かずにじっとしているときに押し寄せてくる冷えには、この一着がもっとも効率よく体温を守ってくれる。気兼ねなく扱える国民の制服のような存在。どんな異国の地でも、これを羽織ると少しだけ安心できる。
02 / Story
個人的な思い出迷ったらこれ。思考停止を許容する国民の制服。
日本が生んだ、冬の生命維持装置。アラフォーになり、高機能ウェアのドライさがときに冷たく感じられるようになった今、このダウンの確かな温もりに立ち返ることが増えた。個性を主張する道具ではないけれど、これほど信頼できる相棒もそうはいない。世界的にダウンの調達が難しくなってきているらしいのが、少し気がかりではある。

03 / Gear Insights
装備の考察と戦略世界一周への装備
手持ちのなかでいちばん暖かいのがこれだ。保険として持っていきたいが、他の保温着との兼ね合いが悩ましく、検討を要する。
悪い点
表面の撥水加工が劣化してきており、水濡れには弱くなっている。そして、とにかく誰かと被る。道具に自分だけの個性を求めたいときには、これほど不向きなものはない。メンテナンスも、ダウンゆえにそれなりの気遣いが必要だ。
10年後も使うか
もちろんだ。たとえこれより軽いものが現れたとしても、この安心の定番は手放さないだろう。